見学前に知っておきたい!初心者にもわかりやすくモデルハウスの関連情報を紹介
大きなお金をかけて建物を建築する場合には、ハウスメーカーなどが主催しているモデルハウスに行ってみるのが良いかもしれません。
ハウスを見学する場合には、見学前の段階でいくつかの情報を得ておくことが必要です。
具体的には、そこでもらえる資料等を見ておいた方が良いかもしれません。
あるいは、1回訪れた時どのあたりまで話を進めることができるのかを知っておくべきでしょう。
加えて、セールスマンが押し売りのような形で無理に契約を迫ってこないかなども聞いておくと良いです。
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見学前に知っておきたい!初心者にもわかりやすくモデルハウスの関連情報を紹介
- モデルハウスには展示期間がある?住宅展示場では公開終了後は販売されることも
- モデルハウスを購入する最大のメリットは価格が安い点
- モデルハウスは新築ではなく中古住宅として扱われるデメリットがある
- モデルハウスの内装や展示品の家具など傷が生じていることもあるので購入前に確認
- モデルハウスならハウスメーカーの住宅をお得に買うこともできる(2022.12.20)
- モデルハウス購入のメリットだけでなくデメリットを理解することも大切(2022.12.20)
- 住宅展示場のモデルハウス購入は土地が必須(2022.12.20)
- モデルハウスの中には宿泊体験で利用されたものもある(2022.12.20)
- 分譲地のモデルハウスを購入する前にその家で生活する視点で利便性などの確認も大切(2022.12.20)
見学前に知っておきたい!初心者にもわかりやすくモデルハウスの関連情報を紹介
住宅を建築するにあたり、参考になるケースが少なくありませんがその資料の1つとして、モデルハウスに訪問してみるのが良いかもしれません。
通常ハウスメーカーなどは、モデルハウスと呼ばれるものを所有しているケースが多くなります。
これは、日本のようなもので実際にこのハウスメーカーに依頼した時このような形の住宅が出来上がるといったものになります。
金額する際には、見学前の段階で契約の押し売りのようなことがないか確認をしておいた方が良いかもしれません。
また、そこでもらえる資料等があればどのようなものなのか聞いておくと良いでしょう。
モデルハウスには展示期間がある?住宅展示場では公開終了後は販売されることも
モデルハウスの中には展示期間が予め決まっていて、公開終了後には販売されることもあります。
一方で特にそのようなことを前提とはしておらず、相当の期間にわたって展示され続けたままとなっていることも珍しくありません。
これはその住宅メーカーの意図もありますし、モデルハウスの立地条件なども大いに関係してきます。
集客を主な目的としているモデルハウスの場合、周辺環境は交通の便など来客向けには良くても、生活に必要なインフラが必ずしも整っているとは限らず、売りに出してもあまり意味がないこともあるからです。
販売を前提としている場合には予めその旨が公表されることが普通で、その際には見学時にも靴下や手袋着用が求められるとか、たとえ手袋をしていてもむやみに何かに触れるのは御法度ということもあります。
とは言っても不特定多数の人が内部に訪れた住宅になるわけですから、売りに出される際の価格は周辺の平均的な住宅に比べて安く設定されるのが普通です。
モデルハウスを購入する最大のメリットは価格が安い点
ハウスメーカーが提供するモデルハウスは、住宅展示としての期間を終えたあと、販売されることがあります。
中古住宅となるケースがほとんどですが、このモデルハウス販売には大きなメリットがあるのです。
それは価格がぐっと抑えられるという点にあります。
見学のため多数の方が来場していることや、完成後の時間が経過していることで物件の価格は通常よりも非常に少ないものとなるのです。
マイホームを持ちたい方には、朗報と言えるでしょう。
モデルハウスの購入メリットは、安さが最大の魅力です。
ですがそれ以外にも、さまざまな恩恵を受けることが出来ます。
モデルハウスとして建てられた物件は、顧客の購入意欲をかきたてるためにお洒落な家具や調度品が備わっています。
それらを丸ごと受け取ることが出来る点は、大きな魅力と言えるでしょう。
引き渡しや入居までのスケジュールが、通常のマイホームを作り上げるときよりもスムーズに進行することも、大きいポイントです。
モデルハウスは新築ではなく中古住宅として扱われるデメリットがある
モデルハウスにはメリットがたくさんありますが、デメリットもあることを知っておくことが大切です。
誰も居住したことの無い物件でも、扱いは新築住宅ではなく中古住宅になることも把握しておくべきデメリットになります。
中古扱いになると不利になる点は売主の保証にあります。
新築であれば、10年間は基本的な部分につき売主が保証しなければいけないのが原則です。
しかし、中古はこの対象外になってしまいます。
新築物件の販売を目的に用意されているものなので新築と同様の保証が付いていると考えがちですが、扱いが違う場合があるので注意が必要です。
また、傷などの対応に差が出ることがあることも知っておかなければいけません。
新築の場合は傷が有れば補修をしてくれるのが一般的ですが、中古は原則として現状での引き渡しになります。
モデルハウスとして使用する中でついてしまった傷については、補修の対象にならないのが基本だと考えておきましょう。
モデルハウスの内装や展示品の家具など傷が生じていることもあるので購入前に確認
モデルハウスは、メーカーの住宅を見せるサンプルだけの存在ではありません。
時期が来ると新築住宅あるいは中古住宅として販売されるようになります。
お手頃価格で購入できることが魅力ですが、注意すべき点もあります。
それは内装や家具などに傷がついていたり、劣化していたりすることが珍しくないことです。
モデルハウスはさまざまな見学客が訪れますし、お泊り体験会が開催されることもあります。
そこで不注意よって床に傷が付いていたり、家具の角が欠けていたりすることがあるのです。
ハウスメーカーの人が定期的に掃除をしていますから、一見するときれいです。
それでよく確認せずに購入すると、後で後悔することになります。
購入前に傷や不具合を見つけておいて、補修について話し合ってから購入するのがいいでしょう。
後になって補修をすることになったら、その費用が上乗せされますから、モデルハウスのお得感がなくなる恐れもあります。
大きな買い物ですから、しっかり時間を取って確認してください。
モデルハウスならハウスメーカーの住宅をお得に買うこともできる
展示場等に建てられているモデルハウスは、メーカー側が施主に完成時の建物を体感してもらうために建築されています。また、当社ではこのような建物を建築することができると、アピールするためのものでもあるのです。そして、販売している住宅のモデルが変われば、当然のように変更となった建物を知ってもらうために建て替えも必要になります。そこで単に取り壊してもそこで出た廃材を処分する経費もかかり、それならば顧客に格安で販売するとした方が利益にも繋がるために行っていることなのです。売却までの期間が長くなれば、残存するモデルハウスにも固定資産税が発生するため大きな値引きも期待できます。顧客側からしても建築を考えていたハウスメーカーの建物を、格安で購入できるため嬉しい話しとなります。状況次第では売却時にそこで展示していた家具等も、無償で付いてくることもあり通常時と比べてもお得感はかなり高くなります。ただし、展示用として使用されていた物ですから、完全な新築物件とはならない事は理解しておくべきです。
モデルハウス購入のメリットだけでなくデメリットを理解することも大切
モデルハウスを購入することには、お得な価格で購入できたり、良い設備や家具が付属していたり、設計や間取りに悩む必要がなかったりするなどのさまざまなメリットがある一方で、デメリットも存在します。まず、モデルハウスは新築ではなく中古物件として扱われることです。これにより加入できない保険が出てくる場合や、備え付けの家具や電化製品の保証期間が短くなってしまう場合があります。次に、展示品の家具や設備が傷ついていたり、汚れていたりするケースがあります。これは、モデルハウスが不特定多数の人による見学を経ることにより、避けることができない影響です。加えて、人気物件については抽選になる可能性もあります。購入を希望しても、必ずそこに住むことができない場合があるのです。そして、分譲地のモデルハウスは、住宅の立地を選ぶことができません。住宅の設備や間取りだけでなく、周辺環境や立地についても検討しておく必要があります。
住宅展示場のモデルハウス購入は土地が必須
実際の住み心地を体感できるモデルハウス。これは展示期間が経過すると、販売されることがあります。ある程度年月が経っているため、実際に注文住宅を建てるよりも手頃な価格で入手出来る点は大変大きなメリットです。ですが、注意しておきたいポイントがあります。住宅展示場にあるモデルハウスを購入する際には、実際にその家を設置するための土地を自分で用意しなければならないのです。通常、モデルハウスは顧客を引き付けるために、大きめなサイズで設計されています。だからこそ、簡単に購入を決めてしまうとあとから大きな土地が必要となり、後悔することになりかねません。事前に広さを把握しておくことや、間取りの形状に見合った敷地を用意する必要があります。展示しているメーカーには、モデルハウスの詳細を細かく質問する必要があることも覚えておきたいポイントです。展示されている家の構造や工法が突貫工事で行われていた場合は、あとからトラブルとなるケースもあります。
モデルハウスの中には宿泊体験で利用されたものもある
実際の住み心地を体験出来ることが魅力とされる、モデルハウスの宿泊体験。事前にチェックポイントを把握することで、より有意義な経験をすることが出来ます。まずモデルハウスの宿泊体験を申し込むなら「平日」がおすすめです。休日となると抽選になり、物件を見られないこともあります。さらに食べ物や飲み物の持ち込みの有無を事前に確認しましょう。実際のモデルハウスには、ほとんどこうした準備がありません。家づくり全体を調べることも、宿泊では大切なことになります。実際に水回りを使った印象や、生活動線や家事動線、収納スペースの数はメモを取り記録しておくことがおすすめです。リビングや玄関などの広さも気になるポイントと言えます。毎日生活するのであれば、音の響き方や室内温度も気になる点です。こうしたチェック項目を参照しながら、モデルハウス生活を経験すればマイホームを実際建てる際に役立ちます。気にいったメーカーであれば、2泊目の体験も申し込んで契約することもおすすめです。
分譲地のモデルハウスを購入する前にその家で生活する視点で利便性などの確認も大切
分譲地に建てられているモデルハウスを購入する時には、チェックポイントも有りますのでまずはその項目をチェックしてみる事をお勧めします。第一に立地で選ぶのもありです。生活スタイルに合った所を選ぶのは第一条件ですし、通学や通勤に合わせて決めるのが良いでしょう。それだけではなく、駅からの距離であったり、スーパーや飲食店、ドラッグストアや病院なども含めて生活に重要なものが揃っているかも大事なポイントです。モデルハウスとなっている所は、基本的には立地は良いですが、利便性なども考えて選んでいきましょう。モデルハウスをそのまま購入するときには、お値段が割り引きされている可能性も高いですが、それだけで選んでしまいますと後悔につながることもありますので要注意です。注文住宅ではありませんし、完成されている物件で満足できるかどうかを見極めていくことが求められます。利便性はその中でも重要なポイントで挙げられるでしょう。